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戦艦大和と健康づくり

2021年10月20日

 倉吉市小鴨シニアクラブ協議会(会長北村隆雄さん)は地域住民の交流促進、健康増進等さまざまな取り組みを行っています。毎月第3水曜日に小鴨コミュニティセンターで開催する「おがもカフェ」もその一つで、10月20日には講演会と健康づくりのプチ実習がありました。
 皆さんご存じの戦艦大和、その主砲を設計したのは北栄町出身の齋尾慶勝です。北栄みらい伝承館学芸員門脇博さんが「齋尾慶勝~戦艦大和の主砲を設計した男~」と題して講演しました。
 明治22年(1889)、慶勝は八橋郡由良村由良宿(北栄町由良宿)で生まれます。鳥取県立第二中学校に進み東京帝国大学工科大学造兵学科を卒業、海軍造兵中技士に任ぜられ海軍砲術学校で学びます。大正11年(1992)英国出張時に18インチ(約46cm)の砲身を目に高度な技術に驚愕します。そしてその6年後、慶勝は主砲設計を開始します。
 昭和12年(1937)、大和の最終基本計画が決定し、その年主砲の設計を終えました。昭和16年(1941)に呉海軍工廠で竣工、史上最大にして唯一18インチ砲を搭載した超弩級戦艦の完成です。大和建造で培われた技術は、戦後の日本の復興の礎となっています。
 北栄みらい伝承館では11月14日まで特別企画展を開催していますので、是非足を運んでみてください。
 次に、鳥取看護大学小石真子准教授による健康教室、「もしもし亀よ」の節で手、肩、ほっぺ、足に感謝し労わる体操をみんなで歌いながらしました。「よしよし私のお手々さん 世界のうちでこの手ほど 私のお願い何でも聞いて休まず働くものはない」・・こんな感じです。認知症予防にも効果があるそうです。
 また、12月4、5日に倉吉未来中心で開催される「倉吉市コミュニティセンター活動展」に向け、北谷コミュニティセンター平野由紀さんと社コミュニティセンター高橋和子さんが取材されてました。各コミュニティセンター活動が紹介されます。

北村隆雄会長

門脇博学芸員

小石真子准教授

会場の様子 後方に蝶ネクタイ姿の男のカフェのみなさん

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