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個性豊かなお手玉仕立ての招き猫づくり

2021年9月25日

 樹脂粘土人形作家山根教子さんを先生に、「樹脂粘土人形教室~お手玉仕立ての招き猫ちゃん」の制作教室が、9月25日、道の駅清流茶屋かわはら交流室でありました。
 「かわはら」は、毎年「『地域の学び舎・水辺の学縁』ゆるゆる田舎塾」を年間36回開催しており、普段からグループ等で活動している方々の参加によりキャンセル待ちがでるほど盛況だそうです。
 今回の題材は招き猫、胴体は布のなかにペレットを入れお手玉のように丸く仕上げます。頭と手、しっぽは手芸用の樹脂粘土を使います。この粘土は真っ白で柔らかく、1時間もすると表面は固まりはじめ、耳を作ったりペンで目を書いたりできる優れモノです。
 招き猫づくりには20工程以上あり、生徒さんは「先生、先生」とひっきりなしに山根さんを呼び教えてもらいます。3時間を超える教室で、常に山根さんはテーブルを回っていました。生徒さんの熱心さに驚き、粘土の人形づくりの面白さに気づかされました。
 頭はまんまるにした粘土を胴体にくっつけ、まず耳をゴルフのティーにようなもので粘土を持ち上げつくりますが、なかなか山根さんの見本作品のようにはできません。「いいんですよ、好きな形にすれば。色付けすれば、皆さんの個性としてかわいい子猫ちゃんになります」と基本の型を大切にしながらも、個性たっぷりの作品づくりが進んでいきます。
 このほかにも、鈴をつけるときのリボンの工夫、鼻は2ミリ弱の小さな球を作ってプチっとくっつけたり、目やひげはアクリル絵の具で撫でるように描くことなどノウハウ満載です。
 特に粘土で作る手は長さ、太さ、角度により雰囲気が変わり試行錯誤の連続です。なかには見本作品にはない2匹が手を交差した作品を作る方もおられ、皆さんの個性たっぷりの作品が仕上がりました。
 山根さんは樹脂粘土人形制作の教室「う・ふ・ふ工房」をやっています。
 また、来年1月15日(土)には、「かわはら」で樹脂粘土を使った寅年の干支飾りの教室が予定されています。

手の付け方を指導する山根さん

顔の描き方を指導する山根さん

山根さんの見本作品

手を組んだ生徒さんの作品

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