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豊田亭納涼寄席       桂小文吾さん

2021年7月10日

 豊田亭納涼寄席が7月10日、倉吉市の豊田家住宅で開催されました。
豊田家住宅は国登録有形文化財で、1900年建築の母屋は切妻造り、桟瓦葺き、平入、木造二階建てで、倉吉の伝統的な町屋形式を保持しています。この建物を活用し定期的に講談の催しや寄席が開催されています。
 この日は米子市の落語家6代目桂小文吾さんと弟子の桂悟空さん(鳥取市在住)、大阪から露の団六さん、露のききょうさん、笑福亭喬介さん、露の新幸さんの落語を楽しみました。大阪から参加いただいた皆さんは7月7日から降り続く雨のなか、倉吉においでいただきました。
 桂悟空さんは床屋の権兵衛が化かした狸を助ける噺、露の新幸さんは首長鳥と呼ばれていた鳥がなぜ鶴となったかというお馴染みの噺、露の団六さんは奉行のバカ息子与太郎と百姓の倅たろさくが入れ替わる噺、笑福亭喬介沙は普請のお祝いに肥溜めに使っていた大きな甕をお祝いに持参するが、中の水を料理に使っておこるドタバタ噺、露のききょうさんは見世物にしようと一つ目小僧を探しに行くがそこは一つ目だけが住む村で、二つ目は見世物にという噺、最後は桂小文吾さんの気の短い町人が巻き起こす騒動の一席でした。
 出演した落語家の話芸に来場の皆さんは聞き入ったり、時に爆笑したりと楽しく満足したひと時を過ごしました。
 小文吾さんは上方落語の最長老、来年芸歴70周年、そして6代目桂文吾を襲名予定です。また、米子市や伯耆町などの高齢者とともに福祉劇団「笑劇座」をつくり公演しており、9月12日新日本海新聞社西部本社日本海ふれあいホールで開催する生涯現役まつりに参加していただく予定です。

桂小文吾さん

鳥取市出身の桂悟空さん

会場の様子

豊田家住宅 浸水防止用の土嚢がありました

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