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鳥取を知り、鳥取を支える人に   藤井喜臣さん

2021年5月10日

 鳥取短期大学で5月10日に現代鳥取学の本年度3回目の講義があり、藤井喜臣さん(鳥取県社会福祉協議会会長)が「鳥取県の課題と目指してほしいもの」をテーマに講師を務めました。
 現代鳥取学は鳥取県の現状と課題について学ぶ授業で、地域の経済や文化にかかわる様々な活動について学ぶことを通して地域社会について幅広い視野を養うとともに、地域の魅力を再発見し地域について語るべき言葉の獲得を目指して開講されているものです。
 この日の講義はまず鳥取県にまつわる○×クイズから始まりました。「日本なしの収穫量は鳥取県が全国の都道府県で一番多い」〇か×か。わかりますか?答えは×です。日本なしの収穫量については、全国では5番目だそうですが、二十世紀梨の卸売数量は、鳥取県がダントツで全国第1位です。受講生は全部で15問の○×クイズで鳥取県の現状に触れた後に鳥取の地名の由来など鳥取県の成り立ち、そして鳥取の今、さらに10年後について熱心に講義をうけていました。
 講義では、やはり地域活性のためには人材が必要であり鳥取県がどのような人口増加の取組みをしていて、実際に人口の長期推移において2013年推計に比べて2018年推計では好転がみられていることが紹介され、取組み成果が上がっていることなどにも話が及びました。
 最後に藤井さんは、「これから就職等で鳥取から外へ出る方もいると思う。でもいずれは鳥取に帰ってきてほしいというのが私の希望です。そのために鳥取学の講義を通じて鳥取の良さをたくさん知って鳥取を支える人となってほしい」と学生たちに呼びかけました。

藤井喜臣さん

鳥取県の地図を参考に

鳥取を知るために配布された参考資料

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