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お寺で楽しい人形劇    石田一高さん

2021年4月04日

 鳥取市職人町の養源寺(山名立洋住職)で4月4日、寺子屋人形劇があり、10組20人の家族が楽しいひとときをすごしました。
 「お寺は昔から芸能や文化や盆踊りなどが生まれたところで、だれもが立ち寄り、楽しむところ」というのが山名住職の考えです。毎年、お寺や境内で人形劇やコンサートなどの「寺子屋」を開き、市民から喜ばれています。
 今回の人形劇には劇団どんぐり(石田一高代表)と、とらまる人形劇団(衣斐美和子代表)の2団体が出演しました。
このうち、劇団どんぐりはマリオネットで麒麟獅子を演じました。因幡や但馬地方の神社に江戸時代から伝わる麒麟獅子舞は日本遺産に認定されましたが、神事とあって上演、伝承する機会が少なく、その数は減り気味です。そこで考え出されたのが、ひとりでも演じることができるマリオネットです。石田さんは18本の繰り糸で獅子や猩々を巧みに操り、手順通りの獅子舞を演じ、観客の目をくぎ付けにしていました。石田さんは「鳥取の伝統芸能を残し伝えるためにも、マリオネットを持って、どこへでも出かけます」と話していました。
 麒麟獅子舞の後は、子どもたち3人も加わってマリオネットのダンゴ虫ダンス。子どもたちは繰り糸の扱いに苦労しながらも、元気よくダンスを舞い、楽しそうでした。

石田一高さん

マリオネットを操る石田さん

マリオネットに挑戦するこどもたち

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