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笑って健康寿命を延ばそう   桂小文吾さん

2021年3月10日

 湯梨浜町の湯梨浜文化大学は3月10日、ハワイアロハホールに落語家・桂小文吾さん(米子市)を招いて全体学習会を開き、講演と踊りと落語で、笑いと免疫力について学びました。
 湯梨浜文化大学は羽合町・泊村・東郷町が合併し湯梨浜町となった平成16年から町中央公民館の主催で開かれています。対象者は60歳以上の町民で、今年度は277人が短歌やステンシルアート、卓球などを学んでいます。
 いつもは6月に開講式を行い、3月までさまざまな講座があり、最後に閉校式を行う日程ですが、今年度はコロナ禍ということで開講式はなく、カラオケやコーラスなどの活動もできず、講演を中心に湯梨浜町の自然や防災などについて学んできました。開講式がなかったため、閉校式もなく、皆勤賞表彰などはありませんでしたが、代わりに今回の全体学習会が開かれました。50人が聴講しました。
 桂小文吾さんは講演で「笑いは人生の宝」について話しました。笑うと、どうしてヒトの免疫力が上がるのか、そのメカニズムを説明し、笑うことの大切さ、笑いグセの付け方について実践を交えて伝えました。とくに落語は頭も使い、飽きないので、健康寿命を延ばすためにも聞いてくださいと、「落語のススメ」を説きました。
 小文吾さんによると、毎朝、鏡に向かって声を出して笑うことを習慣にしており、そうすると一日その笑顔で過ごすことができるそうです。
小文吾さんは講演の後、氷川きよしの「御免」に合わせて十八番の日本舞踊、落語は「加賀の千代」をそれぞれ披露し、会場は小文吾さんの熱演で笑いが絶えませんでした。

桂小文吾さん

日本舞踊を踊る桂小文吾さん

湯梨浜大学の様子

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