2020年11月25日

　鳥取駅前のサンロード、出口の交差点・鳥取民藝館向かいの路地を入ったところに栄養倶楽部鳥取（赤松玲子さん経営）があります。ここで鳥取まちゼミの下半身太り解消講座が開かれました。１１月２５日の講座を訪ねました。
　赤松さんは肥満予防健康管理士です。見落としそうになるほどの小さなお店（１２坪）ですが、オレンジ色の外観が目印です。若桜街道商店街でのチャレンジショップを体験し、現在地で開業しました。１３年ほどになります。
　「栄養倶楽部鳥取」。どこかの健康食品か健康ジムの全国チェーン？　と見まがう店名ですが、赤松さんオーナーの健康づくりハウスです。独自開発したプロテインシェイクを栄養・体形管理の個別指導つきで販売サービスしています。お店には簡単な運動設備も整っており、多い時で１日３０人のお客さんがあるそうです。
　赤松さんが体形管理に目覚めたのは２０年余り前といいます。中学生だった長男が忘れ物をしたので、走って追いかけたときに苦しくなってしまい、このままではだめだと一念発起したそうです。通い始めたジムでは、運動した後、おにぎりを食べる人を見て、栄養バランスの良いプロテインの開発を思い立ったといいます。
　お客さんは、きめ細かな心遣いのある指導を求めて通われているようです。赤松さんは、一人ひとりの話を聞いて、その方にあった運動、栄養管理や生活習慣に至るまでアドバイスしています。まちゼミでも参加者と話をしながら、生活ぶりを聞き、アドバイスを行い、ストレッチや下半身のむくみを解消するマッサージ、トランポリン体操を指導しました。
　参加者は「盛りだくさんの内容だった。ストレッチ運動やトランポリン体操など、いろいろな体験ができて満足です。まちゼミを機会にこのお店を知ったので、これからも通ってみます」と話していました。赤松さんは「水分をとることに気を付け、１時間にマグカップ１杯の水を飲み、信号待ちの間にふくらはぎを鍛えるストレッチや、階段を上るときは1段飛ばしにするなど、日ごろから健康寿命を延ばす努力をしていきましょう」と、笑顔で指導していました。