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とりアート2020始まる   倉吉みんわの会・大西保江さん・倉吉ギターアンサンブルなど

2020年11月07日

 鳥取県民みんなでつくる芸術文化の祭典「とりアート2020」が11月7日、倉吉市の倉吉未来中心で始まりました。今年で18回目。令和3年3月までコロナの感染予防、拡散防止を図りながら、東部・西部会場でも開かれます。シニアバンク登録のみなさんも、たくさん出演しています。
 開幕日の7日は鳥取県民話サークル連合会(八島史郎会長)の「聞いてみよう! いなば・ほうきの民話」がありました。出演したのは倉吉みんわの会、とっとりの民話を語る会、佐治民話会、ほうき民話の会―の4団体。それぞれ2人ずつ、8人がお得意の民話を方言豊かに、身振り手振りを交えて面白く語りました。
 このうち、倉吉みんわの会の河野美千子さんは湯梨浜町泊の「甲亀山のいわれ」を説き、サルと亀の争いが山名の由来になったことを紹介しました。とっとりの民話を語る会の木下伸子さんも、千代川やブトの由来話「洗足山の鬼」を紹介しました。大きな笑いを誘ったのは、「打吹天女」を語った土井吉人さん(90歳、倉吉みんわの会)。羽衣を盗まれ、裸になった天女をベテラン芸で楽しく演じ、会場は盛り上がりました。
 ステージでは「ケーナとオカリナの音色を楽しもう」という発表会もありました。音楽講師・大西保江さん(鳥取市)が指導するオカリナ教室の有志が「カントリーロード」や「パプリカ」など9曲を演奏しました。
 ケーナは南米アンデス生まれの竹の楽器です。「首振り3年」と言われる日本の尺八と同様、唇で吹奏する難しい楽器ですが、癒やしの音色が人気です。土でできた陶器のオカリナも癒やしの楽器のひとつです。大西さんは「同じ癒しの音色でも、開菅楽器のケーナと閉管楽器のオカリナ、それぞれに違いがあり、味わいがあります」と説明していました。
 中部会場では倉吉ギターアンサンブル(松田晴義代表)の「風に吹かれて」の演奏もありました。

土井吉人さん(倉吉みんわの会)

河野美千代さん(倉吉みんわの会)

ラス・アラスの演奏(右が大西保江さん)

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