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あめがやんだら        日野軍★みらい創生デザイン会議

2020年6月12日

 コロナウイルス撃退応援歌「あめがやんだら」が完成し、6月15日からユーチューブで動画配信されています。奥日野の音楽家たちが、コロナによる巣ごもりを逆手にとって、人類史に残る事件を切り取り、歌にしました。「あっぱれ!」と好評です。
 歌づくりを企画したのは、日野軍★みらい創生デザイン会議(田貝英雄代表)です。With CORONA Stay Home。「家にこもりながらも、みんなとつながろう」。コロナに立ち向かっている医療や介護の従事者、コロナのあおりで休業・休職を迫られている人々、感染予防のため学校に行けず、友達と遊べない子どもたち‥‥コロナ時代を生きるみんなの応援歌をつくることにし、歌詞を公募していました。
 選ばれたのは日南町観光協会の山本真成さんの「あめがやんだら」です。いつもの景色や暮らしのなかでコロナと共生し、コロナ後には新しい価値観を見出そうという思いをつづっており、前向きな詞と評価されました。
 曲をつけたのが日野町のデザイン会社社長の杉原幹雄さんです。シンセサイザーで8ビートのテンポの良い曲調に仕上げました。雨音のイメージ音を随所に取り入れ、管楽器で盛り上げているのが特徴で、口ずさめるよう工夫したといいます。
 歌っているのは日野町の農業女子、岩本爽(さや)さんです。夢は農業をしながら、「モーニング娘」のように歌って踊れる歌手になりたいそうです。レッスンはいつも農作業姿。何度も歌いこんで、ユーチューブにデモ版をアップできるまでになりました。杉原さんは「節回しにきわどいところがあるものの、持ち前の明るさと元気でうまく歌ってくれています」と喜んでいます。
 日野軍★みらい創生デザイン会議は、奥日野まちづくりの〝作戦本部〟といったところです。毎年〝日野軍〟のイベントを調整、連携させて、夏の陣、秋の陣を張り、一体になって奥日野の魅力を売り出しています。杉原さんはその副代表です。学生時代から培った歌づくりとデザイン力で、たたら製鉄や日本刀の始祖とされる伯耆安綱などの電子紙芝居をつくり、奥日野を売り出しています。今回は日本、世界、人類がフィールドです。

杉原幹雄さん

岩本爽さん

あめがやんだら

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