とっとりいきいきシニアバンク「生涯現役」
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生涯現役でいられる幸せ         のばなの会

2019年3月06日

 岩美町小田地区の人権講演会が3月6日、地区公民館であり、認知症予防集団・のばなの会(荻原元春代表)が講話と歌と体操で心と体の健康づくりを指導しました。地域の高齢者約30人が参加しました。
 のばなの会は心と体の健康づくりを目指して、介護予防指導士や食生活改善推進員、ドッグトレーナーなどが4年前につくったもので、会員は現在15人。鳥取県内はもとより、岡山県や兵庫県などの老人施設や老人会、サロン、病院の緩和ケア病棟などを訪ねて活動しています。
 この日は荻原代表が「高齢者の人権」について話すとともに、ギターとオカリナで懐かしの歌を指導。介護福祉士の西田清美さんが腹式呼吸法や介護予防体操を紹介しました。
 荻原代表は認知症になった親の介護体験をもとに、「要介護者が出ると、共働きが普通の鳥取では家族の形が変わります。自分のことは自分でする、生涯現役でいられることは幸せなことです。子や孫は一生懸命生きている親やおじいさん・おばあさんの姿を見守っています」と紹介し、「高齢者は軽い体操やウォーキング、30分の昼寝、趣味や仲間づくりなどが大切です」と訴えていました。
 西田さんは血流をよくする腹式呼吸法や肩こりを防ぐ軽い筋トレを指導し、「毎日続けることがコツです」と無理のない有酸素運動の効果を説明しました。参加者は気分がほぐれたところで、「上を向いて歩こう」「おぼろ月夜」などを合唱し、楽しいひと時を過ごしました。

 ※写真上:荻原元春さん
  写真下:腹式呼吸法を指導する西田清美さん

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