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活動紹介

2018年2月18日

 因幡国司で日本最古の歌集「万葉集」を編さんした歌人・大伴家持は、2018年が生誕1300年。家持ゆかりの因幡万葉歴史館(鳥取市国府町)では、その記念行事が続いていますが、旧正月の2月18日には盛大な万葉茶会がありました。
 家持は因幡の旧正月に「新(あらた)しき年の始めの初春の今日降る雪のいや重(し)け吉事(よごと)」と詠み、万葉集の最後に収めていますが、この歌をシニアバンク登録の田中道春さんが万葉衣装姿で元気よく朗唱して茶会は始まりました。
 やはり万葉衣装でお抹茶、お菓子のサービスをしたのは同館ボランティアグループの「吉事の会」。鳥取雅友会(森川道弘楽長)が「越天楽」などの雅楽を演奏するなかで、参加者は厳かで、正月気分たっぷりのお茶会を楽しみました。
 また、家持大賞審査員の北尾勲さん(鳥取県歌人会顧問)による短歌づくり教室もあり、7歳から92歳の20人ほどが挑戦。〝歌づくりの里〟らしく、「家持の生誕祭の幕開けを祝う茶会の人なかに入(い)る」(杉本義貞さん)、「鮮やかな万葉衣装まといし三人の吹きたる笛の音静かに聞きぬ」(田中和子さん)、「家持の雪思わせる地に集い歌詠まんとす児らのまぶしき」(平尾智さん)などが次々生まれ、子どもたちも「四年間国府の保育園通い家持の歌たっぷり覚える」(松本真子さん)と、感性豊かな作品を披露していました。
 記念事業実行委員会は今後、万葉集や百人一首などの和歌を歌う早苗ネネさんのコンサートや里中満智子さんの家持原画展、古代山陰道イベントなどを予定しています。

 ※写真上:北尾勲さん

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