とっとりいきいきシニアバンク「生涯現役」
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活動紹介

2017年10月22日

 官民力を合わせて奥日野をPRする「日野軍秋の陣」が始まりました。その出陣式が江府町の防災情報センターであり、奥日野のたたら文化を象徴する「ふいご祭」(鳥取県社会福祉協議会とっとりいきいきシニアバンク「生涯現役」共催)などが開かれました。秋の陣のイベントは12月まで続きます。
 ふいご祭は日南たたら研究会の山本裕二さん指導の「ミニたたら操業」があり、広島からの奥日野体験ツアー一行も参加して、1300度の炉に木炭と砂鉄を交互に投げ入れ、鉄のもとになる鉧(けら)をつくる作業を体験しました。
 伯耆国たたら顕彰会(田貝英雄会長)は奥日野たたらを紹介。杉原幹雄さんはパソコンでつくった電子紙芝居「たたら場のお引っ越し」を上演。たたら製鉄には燃料に膨大な木材を必要とするため、たたら場の引っ越しが避けられず、都合山たたら(日野町上菅)を例に、引っ越しに伴う大がかりな土木・建築工事や旧暦の11月8日にあった「ふいご祭」の様子などを分かりやすく説明しました。
 江府町ゆかりの「たたら報告会」もあり、下原重仲が江戸時代に著したたたら技術のノウハウ集「鉄山必要記事」、鉄山師・根雨近藤家の宮市原開田事業、奥日野たたら研究の泰斗・影山孟さんについて、研究成果が報告されました。
 このうち、郷土史家の小田隆さんは鉄山師・近藤家の地域貢献の物語を紹介。それによると、奥日野たたらの斜陽期(明治13年ごろ)、近藤家は6,500円(当時、米1俵3円程度)を投じて米澤村の養草山・宮市原(約20ha)を開墾し、トンネル工事を含めて全長3.5㎞の水路を開き、俣野川から水を引いて従業員22戸を入植させて、生活が成り立つようにしたといいます。その新墾地碑は町の文化財として宮市原公民館横にたたずんでいます。

 ※写真下:ミニたたら操業体験

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