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健康ゲーム指導士養成講座が開かれました   鳥取県社会福祉協議会

2024年7月09日

 7月9日、鳥取県立倉吉体育文化会館で「健康ゲーム指導士養成講座」が開催され県内の市町村社会福祉協議会、公民館、老人クラブ等の39名の皆さんが受講しました。主催は鳥取県社会福祉協議会です。
 この講座は「ゲームを通じて健康寿命や社会参加寿命の延伸のために活動できる人材の育成」を目的に開催されています。講師は日本アクティビティ協会理事長川﨑陽一さんです。
 参加者は、高齢者を対象とした催しや、地域住民の交流活動を行っている皆さんで、新しいツールとして注目されているeスポーツを取り入れようと考えている方々で、実践的な養成講座でその効果やノウハウを掴もうと真剣に取り組みました。
 講座は「健康ゲーム指導士の役割」として高齢者とのコミュニケーションや高齢者施設でのアクティビティについて学び、脳機能測定結果や社会的課題の解決、二次的効果等の「ゲーム導入の効果」を実証データ等に基づき学びました。全国の先進事例についても知識を深めました。横浜市では授業に健康ゲーム指導士養成講座を取り入れ、その週末には福祉施設で高齢者との交流、翌週には保護者会で体験を発表するという取組が行われているそうです。
 次に「太鼓の達人」と「グランツーリスモSPORT」の2つのデジタルアクティビティの実践ですが、福祉施設での実施を想定し、器機パッケージの準備方法や運営方法、参加意欲を増すための声かけの重要性等を確認しました。
太鼓の達人の実践では、プレイヤーは、次には進行役としてメガホンを使い太鼓を打つタイミングを取ったり、参加者全員が盛り上がる工夫をしたりと、本番さながらの楽しい講座でした。
 講師の川崎さんは「高齢者施設等では90パーセント以上の方が初めてですが、ほとんどの人が、またやりたいと言われます。難易度を上げ過ぎないこと、点数は気にしないことがポイント」と言われていました。
 参加者からは「まず、やってもらうことが難しいが、アイデアはあるか」との質問に、他の参加者から実践している方法が紹介されるなど、充実した講座ができました。
 今年鳥取県で開催される「ねんりんピック はばたけ鳥取2024」では10月20日から21日まで境港市民交流センター(みなとテラス)で「eスポーツ交流大会」が開催されます。身近になったデジタルアクティビティ、皆さんもチャレンジしてみてはどうでしょうか。

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