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川西義人 フォークソングを歌う   かわにしよしとさん

2024年5月15日

 鳥取県倉吉市小鴨コミュニティーセンターで5月15日、かわにしよしとさんのソロコンサートがありました。かわにしさんは長く読売新聞に似顔絵や政治漫画を描き、カルチャーセンターで講師などもされていましたが、ふるさと小鴨に帰り活動しています。
 「倉吉で初めてエレキバンドをやったのは私のグループ、高校の学園祭で大うけでした」と語るかわにしさん、現在は小鴨地区のコーラスグループ「ぷちカナール」のギター担当として活躍しています。
 かわにしさんの学生時代はフォークソングの全盛期、2本のアコースティックギターを弾き、当時の歌を唄いました。
 フォークの神様と呼ばれた岡林信康の「チューリップのアップリケ」は懐かしく「チューリップのアップリケついたスカート持ってきて・・・・うちやっぱりお母ちゃんに買うてほし」と家庭の問題で家を出た母を思う曲です。「山谷ブルース」は「今日の仕事はつらかった」ではじまる曲、どちらも社会問題を扱うフォークソングで、当時はこのような歌が数多くありました。
ジローズの「戦争を知らない子供たち」はベトナム戦争真っ最中の反戦歌、若い世代に大きな影響を与えた歌でした。
 「当時もテレビで流れることはまれで、オールナイトニッポンやセイヤングなどの深夜番組が中心だった、そこで若者に浸透していった」とかわにしさんは言います。
 女性の方から再度、「戦争を知らない子供たち」のリクエストがあり、皆さんで手拍子をしながら口ずさみました。「心に深く刻まれた歌は50年たっても覚えています。こういう歌がなくなりましたね。時代かなあ」と感慨深かげに話す表情は、青春時代の表情をしていました。
 

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