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2023年6月30日
「伯耆書院展~ふるさとの謡を書く~」が6月30日から7月4日まで、鳥取県米子市美術館で開催されました。今回のテーマ「ふるさとの謡を書く」は鳥取県民歌をはじめ鳥取県西部を舞台に作られた謡を調べその歌詞を書作品にしたものです。66名の会員・準会員のみなさんが74点に精魂込めて挑んだ作品です。
「文字数が多くいずれも大作、地元のことを唄っており、みなさんが力を入れて書いた」と伯耆書院主宰森田尾山さんは言います。また、森田さんは「一度挑戦したかった」と大屏風四曲一双に、江戸時代文化・文政の頃、米子の文人福島林仙が作った詩「米子八景」を出品、縦220㎝横75㎝が8枚の超大作です。圧倒される迫力がありました。(写真あり)
また、併設展として「伯耆書院会員が見た町なかの筆文字」には約150の写真が展示され「少ないと思ったが多くの筆文字があり驚いている」「筆文字は日本人の心」と森田さんは話していました。
会場には多くの方が鑑賞に訪れ出品者のみなさんと感想を語り、ねぎらいの言葉をかけていました。毎年この時期に伯耆書院展を開催されています。
写真の説明:来場者と語る森田尾山さん、米子八景、伯耆書院展の様子、出品目録等です。