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2023年1月27日
鳥取県立米子高校放送部員による米子の歴史民話紙芝居の発表会が1月27日、米子市文化ホールで開催されました。
青少年健全育成 伯耆・伝承隊は、地域の文化・歴史を継承することを目的に米子高校で民話紙芝居を上演した際に生徒が大変興味を示し、このたびの発表となりました。
まずオリジナル作品「とうないきつね」を廣田もえさんが読みました。絵は同校まんが研究部が担当しました。昭和3年生まれの浦上金一さんがお話された録音が残っており、廣田さんは「分からない方言を何度も練習」し、流ちょうな米子弁で読みました。
次に中野晴彦君が「お地蔵様のお話」を力強い口調で語り、来場した50名を超える聴衆の皆さんは、お馴染みのお話を高校生が読むことにうれしさを感じながら熱心に聞き入っていました。この他にも二人で大山牛馬市物語、加茂川の河童、米子城の妖怪を読みました。
伯耆・伝承隊の吉島潤承さんは「20年紙芝居を続けており、子どもたちに伝えることができたのは最高の喜びです」と感無量の面持ちで二人の読み手を見つめていました。