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2020年11月11日
鳥取市の賀露地区社会福祉協議会(芥島寿美会長)は11月11日、県立福祉人材研修センターで男の料理教室を開き、薬膳料理家の石谷泰子さんから薬膳カレーの作り方を学び、みんなで楽しくいただきました。
賀露社協の男の料理教室は年3回開いており、春のピザづくりと花見に次いで2回目です。だれもがおいしくつくれる料理ということで、今回はカレー料理にしました。約20人が集まりました。
講師は鳥取駅前の「Café 木の香り」オーナーの石谷さんです。石谷さんは製薬会社の勤務を経て薬膳インストラクターになり、薬膳の家庭料理の普及に努めています。「おいしく食べて元気に美しく」がモットーです。
石谷さんによると、すべての食材に体を温めたり、冷やしたりする効能があるので、それを知ることで体調をコントロールできる食事ができ、未病(病気ではないが、健康でもない状態)を防げるといいます。また、内臓はストレスや疲れ、睡眠不足などの影響を受けやすいので、良い食材を取れば、肌トラブルも防げるそうです。
そこで今回のカレー料理は、コロナウイルスに負けない、免疫力を上げるキノコと鶏肉の薬膳チキンカレーにしました。
参加者は石谷さんから「母親が子どもを気遣って作った料理が薬膳料理」「料理を作るときは、食べてもらう人のことを考え、愛情込めて作りましょう」などとアドバイスを受け、野菜の切り方から、味付け、盛り付けまで学び、2時間ほどで薬膳カレーを仕上げ、みんなでいただきました。
笑いの絶えないにぎやかな料理教室でした。薬膳カレー、スパイスが効いていておいしかったです。