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2019年7月20日
倉吉市の中心市街地にランドマークとなる複合施設「打吹回廊」が完成。7月20日に大勢の市民が参加して盛大にオープンしました。周辺は歩行者天国になり、中部和太鼓ネットワークも「どどんがドン」で協賛、夜遅くまでにぎわいました。シニアバンクも多くの登録団体が出演して、倉吉の新名所誕生を祝いました。
「打吹回廊」は芝生産とゴルフ場などを経営するチュウブ(本店・琴浦町、太田英二会長)がレストラン跡地に建設しました。ステージ付きの芝生広場を取り囲むように展望塔・交流棟・飲食棟を回廊で結び、市民や観光客が買い物や食事やイベントなどを楽しめるようになっています。高さ15mの展望塔からは打吹天女伝説の打吹山や赤瓦の町並みが一望にでき、ちびっ子の遊具も整備され、人気を集めそうです。
「打吹回廊」は倉吉打吹太鼓(内海洋介代表)の元気な響きで幕開けしました。鳥取県・平井伸治知事、倉吉市・石田耕太郎市長などのあいさつ、マグロ解体ショー、音楽ステージなどがあり、三朝温泉の津軽三味線グループ・因伯音(山内謙一代表)や岩美町のトウフルートとオカリナのAPON(河下哲志代表)などが出演し、「よさこいソーラン」や「クシコス・ポスト」など元気な音楽で船出を祝いました。
この日はちょうど倉吉銀座商店街(小林健治理事長)の土曜夜市。「打吹回廊」周辺は歩行者天国になり、中部和太鼓ネットワーク(村田速実代表)の白鳳太鼓、彩七、三徳山行者太鼓えん太、海響太鼓、倉吉打吹太鼓、和太鼓LEGEN童、打吹童子ばやしの7団体が競演太鼓「どどんがドン」を初めて企画。ストリートダンス・チームも加わって、いつもの土曜夜市を上回るにぎわいになりました。
鳥取県中部地震(2016年10月21日)から3年。倉吉市は市民が結束して、「復興」から「福高」へ歩みを強めていますが、打吹山のふもとには白壁土蔵群・赤瓦や円形劇場に次いで、新たに「打吹回廊」が加わりました。さらに近くでは倉吉市役所分庁舎が整備中で、県立美術館の計画も進行中です。小林理事長は「懸案の空き店舗を埋め、人波でにぎわう街づくりを進めたい」と意気込んでいます。
鳥取県と鳥取県社会福祉協議会も来る9月22日、「打吹回廊」とその周辺で「生涯現役まつり」を実施する予定です。ご期待ください。