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2019年4月27日
鳥取市のわらべ館に4月27日、木工や粘土や手芸などに挑戦する「ものづくりひろば」ができ、500人余りの親子連れがものづくりを楽しみました。
わらべ館のゴールデンウイーク恒例イベントで、今年で6回目です。子どもたちにものづくりの楽しさを体験してもらうとともに、県東部のクラフト作家交流の場になっています。
今回は①ビーズの指輪や腕輪づくり②ガラス片を使ったコースターづくり③ティッシュペーパーのランプシェードづくり④針金の動植物づくり―など12のコーナーができました。シニアバンク登録の鳥取ものづくり道場(瀬川和義代表)は6人で4つのコーナーを受け持ち、「う・ふ・ふ工房」の山根教子さんは粘土細工を担当しました。
鳥取ものづくり道場の竹笛づくりは、大北正昭さん(鳥取大学名誉教授)らが真竹を使ってウグイスの鳴き声が出せるよう指導しました。小学3年生の男の子は、歌口のある竹の接続に苦労しましたが、よい音色の竹笛が作れて満足そうでした。
いつも粘土細工でかわいい人形を作る山根教子さんは、この日はおはじきやボタンでカタツムリをつくり、リースに乗せる飾り物づくりを指導しました。アイスキャンディーの人気商品を模したキーホルダーが夏向きとあって、よく売れていました。
紙店のスタッフはティッシュペーパーと風船を使ってランプシェードづくりを勧めていました。ティッシュペーパーは1箱の半分程度を使いますが、でん粉のりで溶かしながら風船に張っていくと、和紙で作ったような球形ができます。これにひもや和紙の切り抜きを張り付けると、見事なランプシェードの出来上がりです。来場者の注目を集めていました。
女の子は光り物に熱中するなど、会場のあちこちで親子合作のほほえましい光景が見られました。