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2026年3月08日
東日本大震災から15年。とっとり災害支援連絡協議会は3月8日、鳥取市民交流センターで「忘れないこと 続けていくこと 3.11フォーラム」を開催しました。
冒頭に同連絡協議会佐藤淳子代表は「15年もたつと意識のなかから消えていく。風化を防ぐ、防災意識を高めるため『災害の現実から学ぶ』ことに主点をおきフォーラムを開催した」とあいさつしました。
鳥取市在住の寺谷朋子さんは娘の受験で訪れた仙台市で被災、小学校での避難者生活を体験しました。寒さが堪えたと言います。毛布一枚が支給され娘と二人で寝返りも打てず、床に段ボールを敷き毛布に包まり一夜を過ごしたそうです。写真のとおり再現していただきました。
また、情報がなく何が起こっているか分からない。3月13日の新聞を見て福島原発のことや津波のことを知ったといいます。
日本赤十字社鳥取県支部の平尾淡さんは能登半島地震に4回派遣され避難所を中心に活動しました。「家庭でいつもやっていることが出来ないのが避難生活」、感染症対策に取り組んだそうです。ノロウイルス、インフルエンザ、コロナが流行り、衛生上の問題から発生するノロウイルスに着目、感染源となっている避難所を特定し対策を講じたそうです。
「まな板を洗う、食材は過熱する、手洗いをする」。泥水しかない状況では、家庭で習慣になっていることもできないのが実情でした。そのなかでウエットティッシュを使ったりして対策を進めたそうです。避難所で実際に使われている寝具等の説明もありました。
「避難所で、すぐに行政支援が機能するわけではない、時間がかかる。避難者が皆で話し合い行動することが必要」というお話には避難所で生き抜く知恵が詰まっているように感じました。