2025年6月20日

　第２２回とっとりらたんの会「創作籐クラフトつるクラフト作品展」が6月20日、鳥取市南隈の鳥取百花堂で始まりました。6月23日まで開催されます。
　自然素材を使った作品は温かみがあり、工業製品とは一味違います。自然のままのつるの形をいかした作品から、削って形を整え多用な編み方で作られた洗練された作品まで、らたんの会のみなさんの作品が70点以上、会場を彩っていました。
　10時の開場から次々にファンの皆さんが訪れ、一つ一つの作品を鑑賞し、気に入った作品を手に取って細かなところまで見入っていました。販売コーナーでは、早速、かごバッグや一輪挿しを買い求める人もいました。お部屋のアクセントとして手づくりの工芸品は欠かせないものです。籐（らたん）は東南アジアなど熱帯・亜熱帯地域に自生するヤシ科のつる植物で加工がしやすいそうです。
　とっとりらたんの会は川端巣鴨（鳥取市川端2丁目）とみはぎの教室（鳥取市美萩野3丁目）で活動しています。作品を仕上げるのに「数カ月かかることもある」と、かなり手の込んだ作品も制作しています。自然素材の藤や野山のつるを使った世界に一つだけの作品づくりは、難しいでしょうが満足感がいっぱいだと思います。
　入会を希望される方は、主宰刈込さん 090-8361-7464まで
写真の説明：作品展の様子、取材を受ける主宰の刈込さん、教室案内です。