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防災ポーチづくりで防災意識を高める   とっとり災害支援連絡協議会

2025年5月31日

 とっとり災害支援連絡協議会(代表佐藤淳子さん)は5月31日、鳥取市若桜街道にある事務所で「My防災ポーチづくり交流会」を開催しました。今回は公立鳥取環境大学「防災サークル mu-TUES」の企画で、災害リスクの話や防災クイズ、自分だけの防災ポーチづくりを行いました。
 災害リスクでは記憶に新しい令和5年8月の台風7号による被害の状況や、土石流、地すべり、がけ崩れ等の土砂災害の恐ろしさ、液状化現象予測、鳥取県の津波被害などを説明し学習しました。
 防災クイズでは鳥取県は活断層が多いため地震が多いことや、海溝型と直下型地震の説明、災害伝言ダイヤル117の使い方など、簡単なものから難しクイズまで揃え、参加者の関心を高める工夫がされていました。
 防災ポーチづくりでは、まず防災グッズの準備については3つの段階があることを説明しました。0次の備えは普段持ち歩く最低限のグッズを揃えること。1次の備えは1、2日を乗り切る食糧などを、2次の備えは被害の長期化を想定した備えということです。
 参加者はまず、用意されたポーチかプラスチック製のボトルのいずれかを選び、簡易トイレ、ホイッスルライト、備蓄用バスタオル、ウエットティッシュ、アルコール消毒綿等から、普段持ち歩ける範囲で自分にあった品をカスタマイズして、防災ポーチを作りました。プラスチック製のボトルは濡れにくいメリットがあり、水筒として使える優れものです。防災意識の向上に役立つ交流会でした。
 とっとり災害支援連絡協議会は、東日本大震災により鳥取県に避難されてきた方々を支援するために立ち上がった団体です。現在は、避難者支援を続けながら、災害時などの有事のために普段からの様々な団体・企業・行政とのつながり作りや、様々な方の居場所づくりなどを行っています。
公立鳥取環境大学「防災サークル mu-TUES」は、地域の公民館や小学校、防災訓練等にも積極的に参加し、地域の方々との交流を深めながら活動しています。3年前に学生が立ち上げ、現在10名で活躍しています。

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