HOME | 活動紹介
2025年5月17日
NPO里山地域研究会(理事長小椋千秋さん)主催のみささ青空体験塾(塾長吉田定夫さん)が5月17日、鳥取県三朝町小河内の田んぼであり、手植えの田植えを体験しました。この体験塾は三朝の自然や文化を通して、子どもたちに様々な体験をしてもらおうと毎月開催しています。
素足で田んぼに入り一列に並んで田植えのスタートです。ボランティアとして鳥取看護大学、倉吉総合看護専門学校、鳥取大学、三徳レンジャーの13人の学生が加わり、40人近くが列をつくってスタートしました。
「苗は4本ずつ植える」と聞いた子どもたちが、毎回本数を数えながら植えていく様子は微笑ましく、保護者の皆さんも和やかな表情でした。「植えたら苗の周りを平らにするんだよ」と言われ、小さな手で何度も何度も平らにしていました。カエルと遊ぶ子どもたちに学生が「すごいなあ、カエルに触れるの」と、心底びっくりしていました。
終われば田んぼはあそび場です。鬼ごっこで走り回り転んで泥だらけです。みんなが用水路で足を洗う様子は、今では貴重な体験だと思いました。
塾長の吉田さんは秋の新嘗祭に献上する献穀米を育てる奉仕者で、近くの斎田で田植え式が行われました。吉田塾長夫妻や、かすりを身にまとった早乙女らが竹ざるにのせた苗を神妙に植えている姿を子どもたちは興味深そうに見ていました。