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丹精込めた山野草盆栽を堪能   鳥取山草同好会

2025年4月26日

 鳥取山草同好会(会長新秀子さん)主催の春の山野草展が4月26、27日、鳥取市福祉文化会館でありました。昭和53年に発足した同会の山野草展は55回目の開催となりました。
 今回の山野草展には会員10名以上が120鉢余の作品を出展、来場者は丹精込めて育てられた作品に顔を近づかせ細かな工夫に感心したり、スマホで撮影したりと関心は尽きないようです。なかには一つの作品から離れることができないようで、しばらくの間ご夫婦で感想を話し合いながら見入っていました。
 ツツジ、モミジ、ギボシ、エビネなどお馴染みの植物もありますが、ツボサンゴ、ヤシャビシャク、フタリシズカ、エンレイ草など初めて見る植物もあり、会員の皆さんのこだわりが表れていました。「野イチゴを盆栽にしたてるとは驚き」「2、30年はたってますね」など、いつまでも興味は尽きないようでした。
 作品づくり体験もありました。丸いお皿にモミジ、フウチソウ、ユキシロキンバイなどを植えます。モミジの正面を見極めたり、各植物の配置や向きを指導を受けながら植えていきます。「風景をみながら」と助言がありますが「良いのか悪いのか分からない、難しいなあ」と言いながらも約一時間で完成した作品を大切に持ち帰っていました。
 会長の新さんは「山野草を始めて30数年になります。会員みんなで何をしようか話しています」と言われていました。
 鳥取山草同好会では、7月2~3日には納涼山野草展、11月15、16日には秋の山野草展を、いずれもパレットとっとり市民交流ホールで開催予定です。季節により変わる作品の表情を是非ご覧ください。

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