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2025年4月13日
鳥取中部歩こう会(会長 福井康夫さん)は4月13日、江戸時代に出雲街道の宿場町として栄えた新庄宿(新庄村)で「新庄村がいせん桜ウオーク」を楽しみました。
がいせん桜並木は「日露戦争の戦勝の永き記憶、地方風致を保ち、衛生上も利する」として、村議会で議決され植樹されたものです。「二〇〇間(360メートル)の長さ、三間(5.4メートル)間隔に、137本の桜」が植えられています。明治38年、120年前の文書表現に歴史を感じます。
倉吉を貸切バスで出発した一行は1時間ほどで新庄村に到着、早速がいせん桜通りに向かいました。例年だと満開の時期ですが今年は三分咲き、道路の両側に植えられた桜は通りをアーチ状に覆っていました。脇本陣など歴史的建造物も残っており、植栽後120年を経過した幹は苔むしていました。倉吉市は一週間前が満開でしたが「三分咲きの桜は風情を感じ、これもいいなあ」「歴史的な街並みに咲く桜、こんなところが倉吉の近くにあり驚き」と話しをしながら散策していました。
この後一行は真庭市の茅部神社に向かい、参道約1kmの桜並木を歩きましたが、こちらはまだ蕾でした。屋根に積もっていた雪が落ちたところには雪が残っており、雨が降り風も強くなり厳しい条件でしたが、これからの歩こう会の予定を確認しながら誘い合っていました。
鳥取中部歩こう会は毎月イベントを実施しています。5月は「宇治平等院・石山寺周辺ウオーク」、6月は「未来ウオーク」「すいかウオーク」に参加、7月は「大山寺・大神山神社・中の原ウオーク」、8月は「早朝 岩倉の滝ウオーク」と楽しいイベントが続きます。「ひとりじゃ行けないところでもこのグループでは参加できて、いいですよ」とおっしゃっていました。