2024年9月01日

　鳥取県の中部地区に「マンガ集団雄平チーム」なるお二人がいらっしゃいます。リーダーの北村隆雄さんはコラムニストであり倉吉市小鴨シニアクラブ協議会の会長さん、マンガ担当は農家であり思いつくままにマンガを描きためているモトハシトーゴさんです。
　もともとお二人は会社の同僚、退職後北村さんは小鴨シニアクラブ協議会会長として地域の元気づくりに邁進、モトハシトーゴさんは梨栽培に精を出していました。
　2014年、企業・行政・市民を結ぶエコロジー情報誌環境ジャーナルに北村さんがコラムを書き始めます。漫画家の紹介を頼まれた北村さんの頭に浮かんだのは、もちろんモトハシトーゴさん。二人の作品は10年以上同紙に掲載が続いています。モトハシトーゴさんの作風は日常生活で感じたことや世の中の出来事を素材として人と動物の会話で構成されています。難しいことはありません。優しい表現で描かれたマンガは素朴な筆使いで味わいがあり引き込まれていきます。
　コロナの流行で日常生活に大きな制約があった頃、小鴨シニアクラブ協議会は「ハガキ出し運動」を始めました。文面を考えることに頭を使い、人と人の関係を切らすことなく、かつ、ポストまで歩くことで運動にもなります。この運動はメディアに取り上げられ注目され、始める地域も出ています。
　文章を書くことは得意な北村さんですが、分かりやすく伝えるためには絵（マンガ）で表現することも効果的です。ここでモトハシトーゴさんの登場です。北村さんが執筆された本には必ずと言っていいほどモトハシトーゴさんのマンガが入ります。ベストマッチングです。モトハシトーゴさんが書きためたマンガは定期的に「雄平とチーム6匹の【宇宙の平和】」にまとめられ、すでに10数巻になりました。
「マンガ集団雄平チーム」よ、永遠なれ