とっとりいきいきシニアバンク「生涯現役」
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出雲街道の歴史をたどる  佐々木彬夫さん

2017年5月21日

 奥日野歴史講座(奥日野ガイド倶楽部、鳥取県社会福祉協議会とっとりいきいきシニアバンク「生涯現役」共催)の第3弾「日野三宿をたどる旅」(溝口~二部~根雨約16km)があり、佐々木彬夫さんがガイドを務めました。参加者は13人。 江戸時代、松江藩の参勤交代の道であった出雲街道は、鉄や牛馬、うなぎの輸送、伊勢や出雲への参詣などの往来が盛んで、山陰と山陽・上方方面とをつなぐ重要な街道として、その沿線は大いににぎわいました。
 そのおもかげが残る場所を巡りながら、佐々木さんは「出雲街道を通って上方へ多くのうなぎが運ばれたこともあり、上方では出雲屋と称するうなぎ屋が多かった」「道標は上方の商人が建てたものが多く、道案内というよりはお店案内の要素が強かった」と時代背景を踏まえながら丁寧に説明。参加者は熱心にメモを取りながら耳を傾けていました。
 途中立ち寄った古民家「沙々樹」のパンフレットには「往時の雰囲気の一端を手繰り寄せたい/往時の証を目にしたい/往時の風にふれてみたい/そんな移ろいに身を置く『空間』を訪れる人に提供したい」とあります。かつてにぎわいにあふれた、歴史ある地域の魅力が感じられる旅でした。
※写真上:佐々木彬夫さん
 写真下:参加者のみなさんで記念撮影

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