とっとりいきいきシニアバンク「生涯現役」
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千客万来の出雲街道・間地峠      佐々木彬夫さん

2017年4月22日

 ことしも日野軍・春の陣が真っ盛り―。そのひとつ、「歩く奥日野歴史講座」が「出雲街道を歩く旅」を皮切りに始まりました。講座は6月18日まで続きます。鳥取県社会福祉協議会・とっとりいきいきシニアバンク「生涯現役」共催。
 講座を担当しているのは、奥日野ガイド倶楽部(佐々木彬夫代表)の皆さん。出雲街道を歩く旅のほかに、鏡山城下町の歴史発見(5月13日)▽日野3宿をたどる旅(5月21日)▽二部宿徹底探訪(6月3日)▽鵜の池~長楽寺を巡る(6月18日)―の5回あります。
 出雲街道を歩く旅は、根雨駅から間地峠を往復する8km。米子市や境港市の15人が参加しました。間地峠(標高480m)は出雲街道の難所のひとつ。江戸時代は松江藩、広瀬藩の参勤交代、お伊勢参り、四国88カ所巡り、出雲大社詣で、大山牛馬市などでにぎわい、峠には出茶店が3軒も並び、繁盛したといいます。
 その峠のふもとで庄屋をしてきたのが佐々木代表のご先祖。私費で峠を改修し、鳥取藩から揚羽の紋付と大杯をいただき、家宝として受け継がれています。「今は峠をガイドしており、因縁を感じます」と佐々木さん。
 コースの途中には小説「TATARA」(松本薫著)にも登場する「舟場山たたら」があり、参加者はカナクソ採りを体験。たたらの里・奥日野を学びました。
 
 ※写真上:佐々木彬夫さん
  写真下:間地峠で記念撮影

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