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ブラジルの中高生との交流会

2023年1月21日

 1月21日、鳥取市伏野の鳥取県福祉人材研修センターで、ブラジルサンパウロ市のブラジル松柏学園・大志万学園、訪日使節団の中高生30人を迎え鳥取ブラジル交流団体連絡協議会との交流事業が行われました。
 鳥取県側からは総勢70人以上が参加、日本文化の体験やスポーツで交流しました。参加した中高生の大半は日系人で学校で日本語を習っており簡単な日本語なら会話が可能でした。
 まず、杵と臼による伝統的な餅つきの体験、見るのも初めての子どもたちはせいろで蒸しあがったもち米を見よう見まねで杵を使ってついていきます。鳥取ブラジル会事務局長の山田準二さんは公民館や学校のイベントで餅つきボランティアをしており、子どもたちにコツを教え大歓声が沸き上がっていました。
 昼食は巻きずし、長ネギの豚肉巻き、みんなでついたもちを入れたぜんざい等でブラジルの子どもたちも参加して調理、おいしくいただきました。このほかにスポーツチャンバラでは鳥取の子どもたちと対戦、玉入れも体験。参加型の交流事業は彼らのいい思い出になったと思います。
 お別れ会では鳥取ブラジル友好協会副会長田中節照さんが「皆さんはブラジルから来た天使、何回でも鳥取にいらっしゃい」とポルトガル語であいさつし、子どもたちの表情には満足感が溢れていました。

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