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鳥取県立美術館の学習会開催

2023年1月18日

 令和7年開館予定の鳥取県立美術館の学習会(おがもカフェ)が1月18日、倉吉市小鴨コミュニティセンターでありました。講師は鳥取県美術館整備局美術振興監の尾﨑信一郎さん、「新しい県立美術館について」と題して講演されました。
 まず尾﨑さんは、日本及び世界の著名な美術館について収蔵品や建物の特徴を説明し、収蔵については「有名な美術品を多数収蔵し常設展示を中心」にするものと「所蔵品は少なく、借りてきて特別展示を中心」にする美術館があることをお話されました。
 現鳥取県立博物館は前田寛治(洋画)や辻普堂(陶彫)等地元出身・ゆかりの作家の作品を中心に収集する方針であったが、県立美術館の整備にともない国内外の優れた美術、前衛精神を示す作品の収集に取り組むよう方針の転換があったことを説明されました。
 話題のアンディ・ウォーホールブリロの箱については「60年代のアメリカを反映した作品であり、生活に馴染み大量生産されたもの」と、絵画や彫刻とは特長が異なり「ブリロ単体ではなく、他の作品と併せて表現していく」と理解しやすい工夫を凝らして展示すると話しました。
 小鴨シニアクラブ協議会北村隆雄さんは「県立美術館は地元の誇り、ポップス調の応援歌を制作中」と話し、来場者も期待に胸を膨らませお話に聞き入っていました。
 写真の説明:あいさつをする北村隆雄さん、講演をする尾﨑信一郎さん等

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