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笑いは人生の宝   六代目桂文吾さん

2022年7月26日

笑いは人生の宝   六代目桂文吾さん

2022年7月26日
 7月26日、智頭町ほのぼのひだまりホールで智頭町老人クラブ連合会主催の講演会「笑いは人生の宝」が開催されました。講師は六代目桂文吾さんです。
 鳥取県を中心に活躍する落語家桂小文吾さんは上方落語の大名跡六代目桂文吾を襲名し、6月25日には米子コンベンションセンターで盛大に襲名披露公演が開催されました。約1800人の文吾さんファンらが会場に詰め掛け会場はお祝いムード一色に包まれました。
 桂文吾さんは1937年に京都で生まれ、15歳の時五代目桂文吾に入門し高座に上がっていましたが、20歳のときに役者として宝塚新芸座に参加、その後、米子市にある皆生温泉ヘルスランドに就職したという異色の経歴の持ち主です。落語から離れた桂文吾さんでしたが、桂米朝の励ましを受けて落語家に正式に復帰、中海テレビへの出演、米子落語会開催、米子市児童文化センターでは子ども向けの落語教室を続けています。
 桂文吾さんは「ストレスがたまると交感神経が刺激され人間は何をしているか分らんようになる」「笑うことで副交感神経が刺激され頭の中がすっきりする。副交感神経は『福』交感神経ですぞ」と笑いを誘いながら訴えます。また「鼻で笑うやせせら笑いはダメですぞ、腹がよじれるほど笑うことが大事」と言います。
 そして、日ごろから桂文吾さんが研究し毎朝やっていることを紹介しました。「洗顔の時に3秒かけて鼻でおなかの中に空気を入れ、5秒かけて大きく開けた口から吐き出す、笑いながら吐き出すこと。5、6回やればすっきりした気持ちになる」これを「笑福式呼吸といいます。誰が考案したかと聞かれれば六代目桂文吾とお答えください」と笑わせていました。
 講演に続き桂文吾さんと愛弟子七代目桂小文吾さんの高座を楽しみ、笑いに包まれた研修会でした。85歳の六代目桂文吾さんは笑顔で元気に活躍中です。
 *写真は桂文吾さんの講演・高座の様子、桂小文吾さんの高座の様子等です。

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