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奥が深い陶芸、でも初心者も楽しめる   陶芸同好会「陶の会」

2022年7月06日

鳥取県福祉人材研修センター多目的工作室を拠点に活動をしている陶芸同好会「陶の会」の作陶が、7月6日に行われました。陶の会には決まった先生がいるわけではなく、作品も自分のレベルに合ったものを自由につくる方針で「キャリアの長い人や上手な人が初心者に教える」和気あいあいとした同好会とお世話をしている本田正法さんは言います。
この日は7月20日に予定されている素焼きを目指して作陶に取り組みました。制作している作品は様々です。「初めての作品です」と緊張気味の女性は紙やすりで湯飲み茶わんを整形していましたが、整った形で初めてとは思えない出来栄えでした。スープ皿を制作中の女性は皿の中央に人形を配した奇抜なデザインで「多肉植物を植えてもいいなあ」といじられながら構想は膨らんでいきます。
キャリア30年の方の抹茶茶碗の粘土は薄く、非常に軽いのに驚きましたが「まず粘土を十分にこね粘土質を均一にすること、粘土のなかに空気が入り込まないこと」が必要で上級者でないと難しいそうです。
本田さんは手回しろくろの魅力について「電動ろくろはつまらない、手回しろくろで独創的な作品を作ることが楽しい」と言います。陶の会は出張教室もしており、6月29日に湖山西地区公民館で開催した陶芸体験会では葉っぱを粘土に押し当てて奇麗な模様の付いた素焼き前の作品が窯に入るのを待っていました。
陶の会には最近6名会員が増え24名で活動しています。随時新会員を受け付けていますので興味のある方はチャレンジしてはどうでしょうか。
*写真は本田正法さん、制作中の作品、作陶の様子、湖山西地区公民館陶芸体験会の様子です。

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