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校歌を書く   伯耆書院

2022年7月01日

 伯耆書院展~私の原点 母校の校歌を書く~が7月1日から5日まで、米子市美術館で開催され、伯耆書院会員・準会員のみなさんが母校の校歌の一節を書にした作品70点が展示されました。
 平日にもかかわらず1日の開場後間もなくには20名以上の方が訪れ、作品を一つ一つ丁寧に鑑賞していました。観覧者のなかには、一緒に展示されている校歌全歌詞を見ながら「久しぶりだけど、覚えとるもんだなあ。学校生活や友達を思い出すわ」と懐かしい思い出を回想しながら観覧する人や、書を見ながら口ずさんでいる人など、何年たっても小中学校の思い出はあせることなくみなさんの心に残っているようでした。
 展示会のテーマを校歌とした理由を伯耆書院主宰森田尾山さんに伺うと「山陰放送ラジオの『嗚呼懐かしき我が校歌』を聞き思い立った」と話し「会員・準会員は卒業アルバムなどを見ながら書いた」と言います。
 また、歌詞には大山、伯耆富士、日本海、法勝寺川などが多く使われており「素晴らしい環境のなかで少年時代を過ごしたということ、そして、それはその後の人生に影響を与えているはず」といいます。
確かに、忘れたと思っていた校歌が歌詞や曲を耳にすると歌えることを考えると、私たちの人間形成に大きな影響を与えていると思えます。来場者のみなさんは、かみしめる様に作品を鑑賞していました。それぞれが思い出に浸れるすばらしい展示会でした。

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