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東南アジアにスキー・ブームがやってくる 大杖正彦さん

2017年1月28日

 「私たちの大山さん講座」2回目は日本海新聞の西部本社ホールであり、大山町町議で元札幌五輪日本代表選手の大杖正彦さんが「ヤッホー大山さん~これさえ知れば大山ホワイトリゾートは100倍楽しい」と題して、冬の大山の魅力を紹介しました。約100人が聴講しました。
 大杖さんは竹スキー少年が五輪選手になるまでの思い出話をする中で、夏休みは毎日のように家業の手伝いで大山山頂に登ったこと、高校時代は週に1度、学校から大山寺の自宅まで、標高差800m、約20kmののぼり坂を走って帰宅したことなどを紹介し、大山さんに鍛えられてインターハイや国体、全日本選手権のアルペンスキー競技で何度も優勝できたといいます。
 札幌五輪後は全日本のコーチとなってワールドカップを転戦。日本選手団の五輪監督を4回務めて東京でスキースクールを経営し、7年前に故郷にUターンしたそうです。
 世界各地を見てきた大杖さんは、「白銀の世界の大山は格別。海の見えるスキー場は珍しい、自慢できる。猛吹雪の中で風の音を聞き、雪が舞い上がる景色も感動もの。動ではなく静の大山も楽しい。厳しい自然の中で豪円湯院でゆったりするのもいい」と冬の大山の魅力を紹介しました。
 ところで大山開山1300年祭にちなんで、地元の大山観光局は大山のシンボルマークを「調ふ(ととのふ)」にしました。大山さんの恵みで体が調い、その空気を吸えば息が調い、その懐に身をゆだねれば心が調う-そんな魅力的な大山が、さらに光り輝く時代がそこまで来ているという大杖さん。「冬の五輪は韓国・平昌(ピョンチャン)に次いで中国・長春(ハルビン)で開かれる。東南アジアにウインタースポーツのブームがやってくる。スキー場は日本に600カ所あるが、韓国はその10分の1しかない。経済発展する中国はこれから。大山には米子-ソウル、香港の空路がある。大いに期待できる」と胸弾ませていました。

 ※写真上:大杖正彦さん
  写真下:「ととのふ」のロゴマーク

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