とっとりいきいきシニアバンク「生涯現役」
0857-59-6336
お問合せ お気に入り

HOME活動紹介

三朝は楽し 田植えとやぎとカレーライス   NPO里山地域研究会

2022年5月14日

 みささ青空体験塾は、NPO里山地域研究会(田栗泰典理事長)のみなさんの手作りで、毎月開催されます。今年で11年目を迎えました。
 まず、体験塾塾長の吉田定夫さんはあいさつで「今日の田植えは手植えでします。稲刈りはみんなで手刈り、乾燥も機械を使わず『はで干し』、化学肥料もほとんど使いません」とSDGsの視点でその重要性を説明したあと、「苗の根元を土に差し込むこと、苗は3本ぐらい、たくさん植えてもコメがたくさん収穫できるわけではない」と植え方のお話がありました。
 そして素足で一列に並んで田植えのスタートです。田植え綱(等間隔に玉の付いたひも)を張り始まりましたが、なかなかうまくいきません。根を持たず葉を持って植えようとしている子どももおり、吉田塾長が丁寧に教えていました。土手にはお父さんお母さんがスマホでパチリ、泥だらけの我が子の記念撮影です。
 しばらくすると子どもたちのなかには「あめんぼう、カエルの卵やオタマジャクシ」を捕ることに熱中する子や用水路にいるヤモリを見つけ歓声を上げる子もいました。3歳の女の子はおぼつかない足元で、ニコニコしながら田んぼの中を歩き回っていました。
 田植えを終えると「ヤギと遊ぼう」です。ヤギの好きな植物を教えてもらい採取、ヤギたちはおいしそうに食べていました。小学校1年生の男の子は子ヤギを抱き「カレーはいらん、食べん」とお昼抜きでヤギと遊びたかったようです。結局、おいしそうに食べていましたが。
 お昼ご飯は近くの小河内公民館の前庭に集まり、恒例のカレーライスです。NPO里山地域研究会のお母さん方が作った大量のカレーをお代わりして平らげました。
 三朝の自然を知り、味わうことがこの塾の特長です。吉田塾長からはクイズ形式で、三朝にいる動物やカエルを教わりました。

苗の植え方を説明する吉田塾長

一覧に戻る