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講談「倉吉線物語(仮称)」講談師友森智恵子さん只今準備中   友森智恵子さん、北村隆雄さん(小鴨シニアクラブ)

2022年2月16日

 倉吉市小鴨コミュニティセンターで毎月第3水曜日に開催している「おがもカフェ」では、毎回ゲストを招き、楽しく、時には地域の文化や歴史の学習をしたり、健康体操をしたりと地域の人たちの憩いのひとときとなっています。コロナ禍で中止を余儀なくされることもありますが、「男のクラブ」のみなさんが淹れるコーヒーを味わいながら、10年間続いています。
 現在、おがもカフェの催しものを仕込み中。それが講談「倉吉線物語(仮称)」 講談師は友森智恵子さんです。昭和60年に廃線となった倉吉線の物語です。倉吉線は通勤通学の足として生活のなかに溶け込んで、なくてはならないものでした。明治の中頃にさかのぼりますと、倉吉には全国に出荷される「稲抜き千歯」や「太一車」、小川製紙工場から始まる繊維製品など、重い鉄やかさばる繊維製品が倉吉の主たる工業製品でした。そして輸送のために倉吉線開設の機運が高まりました。
 めでたく明治45年に開通し、昭和49年には岡山県勝山まで延伸する南勝線建設の起工式も挙行されましたが、時代のうねりに翻弄され昭和60年に廃線となりました。
 私たちが愛する倉吉線にスポットをあて「小鴨地域の振興の一助になれば」と北村さんが原稿を書き、友森さんが講談調にし、2月16日に試聴会が開催されました。密を避けるためわずか5人の試聴会でした。
 友森さんは普段は倉吉市の豊田家住宅で「倉吉の歴史講談」を講談しています。どんな講談に仕上がるのか、3月末のお披露目を目指して只今準備中です。

友森智恵子さん

北村隆雄さん

倉吉の歴史講談(豊田家住宅)

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