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2021年大山俳句表彰式開催   遠藤甫人さん、佐藤夫雨子さん、由木みのるさん、中村襄介さん

2022年2月23日

 2021年大山俳句大賞の表彰式が米子市の新日本海新聞社西部本社であり、1972句の過去最多の応募作品のなかから一般の部で大山えい子さん(米子市)、中学生以下の部で米原花恵さん(米子市)がそれぞれ大賞を受賞しました。大山俳句大賞は大山開山1300年を記念して生まれたもので、新日本海新聞社主催、鳥取県社会福祉協議会が共催しています。今年は鳥取県内をはじめ、全国から一般の部に1715句、中学生以下の部に257句が寄せられました。
 審査はとっとりいきいきシニアバンクに登録する鳥取県俳句協会の遠藤甫人会長、佐藤夫雨子顧問、由木みのる顧問、中村襄介理事の4人で行いました。
 大賞に選ばれたのは、一般の部で大山さんの「北壁に霧の変幻自在かな」、中学生以下の部では米原さん(車尾小学校3年)の「星月夜天をつきさすけんがみね」です。
 表彰式で選考委員長の遠藤さんは「俳句は五七五の3つの言葉からなるつぶやきのような文芸。心に響くドラマを詠むには言いたいことを表現する生き生きとした『ひとこと』が使えるかどうかで決まる」。大山さんの句は「北壁は大山の顔、これまで多くの句に詠まれたが『変幻自在』と詠んだのははじめて」と「ひとこと」の使い方を評価しました。米原さんの句は「『つきさす』はオーバーな表現だが、この言葉がいきいきとした様子を見事に表している」と講評しました。
 準大賞は次のみなさんです。
 【一般の部】 「雲海を統べ稜線のそそり立つ」(菅宏史さん、愛媛県)
「大山や触るるばかりの星月夜」(岩田勇さん、愛知県)
 【中学生以下の部】 「大山が入道雲にのまれそう」(伊藤真保理さん、中山小)
「大山でやってみたいなゆきがっせん」(寺岡愛以さん、城北小)

遠藤甫人さん

大山俳句表彰式の様子

最終審査会の様子

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