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とりアート2021   花みずき、柳井沙羅さん

2021年11月20日

 11月20日、倉吉未来中心で開催された「とりアート2021中部」で朗読バラエティ花みずきの公演「サラっとハナミズキ 空へ!!」がありました。ゲストはシャンソン歌手の柳井沙羅さんとギター演奏の牧野隆一さんです。
まず、脚色・演出担当の青木勇二さんから「コロナ禍で重苦しい中だが、サラっと楽しみましょう」とあいさつし、いよいよ開演です。
第1章は「ひいふう山の風の神」~斎藤隆介童話集より~
 いいわけ小僧の与四郎は、なんにでも言い訳をする。挙句の果てには「おらを生んだおっかあが悪いんだ」と言い出す始末。山の風の神が持っている風袋が黄色くなったのは与太郎のせいだと風で吹き飛ばそうとするが母親がかばい、飛ばされ母親は傷だらけに。与太郎が改心すると傷は癒え風袋は真っ白になるというお話です。
第2章は「会いたくて」~室井滋「会いたくて会いたくて」より~
 おばあちゃんに会いたいケイちゃんは施設を訪ねます。おばあちゃんは糸電話をつかって昔話をします。昔は大好きな人に会うことも命がけだったことを。コロナコロナ禍で会いたい人に会えていたことがどんなに貴重だったか、今は世界中の人が実感していることだろうというお話です。
第3章は「空へ・・・」~山崎陽子の世界「それぞれの空」より~
 美佳子は怪我をした母の代わりに父の墓参りに行き、母との約束どおりお墓の前で父の大好きだった謡曲高砂を謡う。帰ると母から、美佳子の結婚式に歌うのを楽しみにしていた曲だということを告げられ感極まる。
 実は、美佐子は墓参りのとき「墓参代行」のスカウトを受けており、母の代わりに墓参したことを喜ぶ母親をみて悪い仕事ではないと墓参代行始める。真心を込めて歌うことを含めて。
 愛犬権之助の墓参では「幸せなら手を叩こう」を、亡父の恩人医師の墓参では「黒田節」を歌った。次の依頼は2歳で亡くなったサアちゃんの墓参。再婚し新しい家族と幸せな日々を過ごす母親からは「お母さん」(おかあさん なあに おかあさんっていいにおい・・・)を歌ってくれるよう頼まれる。すると突然、子どもの声が聞こえて5歳くらいの女の子が座っている。こわごわとしながら歌っていたが、祖母と遊びに来ていた女の子を、美佐子はサアちゃんのために遊びに来てくれたとお礼をいい、お墓に心を込めて手を合わせる。
 美佐子は、顔もお知らないまま心が触れ合った人たち、永遠に心の中に生き続ける命を思い歌い続けることになる。
 いずれも笑いとほろっとさせるエピソードで包まれた舞台でした。美佐子役はシャンソン歌手の柳井沙羅さんが演ずるのですから聞きごたえがあり、聴衆はどんどん引き込まれていきました。幕間には加藤隆一さんのギター生演奏が幕間に入り一層雰囲気を盛り上げます。
 朗読バラエティ花みずきは毎週2回の練習を重ね本日を迎えました。「感動して涙がこぼれそうになりました」と語る女性はいい顔をしていました。

第1章「ひいふう山の風の神」より

第2章「会いたくて」より

第3章「空へ・・・」より

舞台あいさつ

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