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八上姫・大国主命石像 完成記念式典  福田修三さん 川口敬恵さん

2021年11月14日

 11月14日河原町の賣沼神社にて八上姫・大国主命石像 完成記念式典が行われ地域の方々へお披露目されました。
 今回建立された石像は、「因幡の白兎」神話で兎を助けた神・大国主神(オオクニヌシ)と因幡の美しい八上姫(ヤカミヒメ)がモデルです。賣沼神社のある場所は弥生時代後期に渡来人が築いた豪族館の跡とされ、この豪族から絶世の美女・八上姫が誕生しました。聡明で美しい八上姫に恋した大国主命は難路をものともせず、求愛のためにこの地を訪れ、思いを成就させました。2000年たった今も語りつがれる恋物語です。
 八上姫ロマンチックロードを実現する会の委員長をつとめる福田修三さんと副委員長の川口敬恵さんが発起人となり、構想から2年の歳月をかけて石像が完成しました。式典で福田さんは「発起人の2人だけでは、絶対にこの計画は実現できませんでした。携わっていただいたみなさんのおかげです。本当にありがとうございます。この石像が地域活性化のきっかけとなり、この地域がますます発展することを願っています」と話し、川口さんも「県外に長く住んでいた身として、ふるさとの鳥取を見たときに、ぜひ県東部に印象的なものを創り、地域社会の発展に貢献したいと思いました。携わっていただいたみなさんに本当に感謝しています。2000年の時を経て、再びここで大国主命と八上姫は愛を語り続けることができます。愛とは平和につながること。この石像が地域の発展に貢献し、みなさんの心を癒し世界の平和につながることを願っています」と挨拶されました。
 現在作られる石像は、中国産の石を使用し加工されることが多いそうですが、今回作成された石像は福田さん方の熱い思いに答えるため、石材は国産、加工も国内で行われさらに石像の文字も手書きと、こだわりつくされた石像です。式典の終わりには傘踊りも披露され、華を添えました。
福田さんや川口さん、地域のみなさんの強い思いがかたちとなった式典でした。

福田修三さん

川口敬恵さん

八上姫・大国主命石像

福田さん手書きの式典イラスト

傘踊りが華を添えます

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