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モノの整理と大掃除    小谷 裕美さん

2021年11月13日

 八頭町船岡地区公民館で11月13日に八頭町立図書館主催で「モノの整理と大掃除」をテーマに講座が開かれ小谷裕美さんが講師をつとめました。定員いっぱいの20名が参加し、年末の大掃除に役立てようと小谷さんの話に熱心に耳を傾けていました。
 講演では片付けや掃除が進まない理由や、整理収納について、さらにモノが増える原因について小谷さんが説明をすると参加者からは「うん、うん。」と共感の声が聞かれました。
 この日の講座は図書館が主催ということで、本と写真の整理についてお話がありました。小谷さんによると紙類は整理しにくいとのことで、どうすれば効率的に整理ができるのかいくつか方法を紹介されました。ポイントをまとめると①収納スペースを決める(ここに入るだけの本を持つ)、②数を減らす(優先順位を決めるか消去法で整理をしていく)、③時間軸からの収納で自動的に整理する。の3点です。時間軸からの収納とは、初めに優先順位の1番からならべて収納し、使用したもの、新しく購入したものを優先順位の1番の場所に収納していく方法で、それを続けていくことで自動的に使用しないものや古いものは押し出され、はじかれていくというものです。
 講座では掃除に関するクイズも出題されました。掃除場所によって適した天気があるそうで、掃除をするには晴れた日が良いと思ってしまいがちですが、そうではなく晴れた日にはホコリが多く乾燥を好む場所、雨や曇りの日には汚れを柔らかくしたい場所が適しているそうです。この後実演のあった窓掃除では、天気が良かったため濡らした窓が早く乾いてしまい、汚れがとりにくく参加者も納得でした。
 参加者に感想を伺うと、「天気によって掃除に適した場所があることを初めて知った。年末の大掃除にいかしたいと思う」と張り切っていました。
小谷さんは、講演で「モノを増やさないためには、捨てるときの苦しさを知り、むやみに買わないこと。自分の身の回りには好きなものだけにして、その好きなものを大切に使い切りましょう」と話していました。ついついモノを家に持って入ってしまいますが、モノを買ってしまうその前に少しその先のことを考えて生活していくことで整理整頓がうまくいくかもしれません。

小谷裕美さん

参加者とともに実演

会場の様子

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