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自転車のある生活、ハガキを出すのも自転車で   小鴨シニアクラブ

2021年11月12日

 私たちに身近で便利な乗り物-自転車を利用した健康づくりと、その便利さを再発見するセミナーが、11月12日小鴨シニアクラブ(会長北村隆雄さん)主催で小鴨コミュニティセンターで開催され、小鴨サイクリングロードを走りました。
 北村さんは「身近なはずの自転車が実際には使われずクルマ中心になっている。健康にいいし自然のなかを走るとリフレッシュする。小鴨シニアクラブでは、人とのつながりができ、みなさんがほっこりできる「ハガキ出し運動」を進めている。是非、自転車を使って近くのポストまで行ってほしい」と話します。
 実際に「自転車に乗るのは20年ぶり」や「3年ぶりに倉庫から出し、小ぎれいにしてきた」という参加者もおり、クルマ中心の生活になっていることが分かります。
 開会式では倉吉市地域づくり支援課河田拓也さんから「ペダルを踏むことは有酸素運動であり心肺機能が向上するし、糖尿病やメタボ対策にもいい。下半身の筋力アップにより足腰の強化、健康維持に有効です。風景を楽しみながら楽しく走りましょう」と説明がありました。
 続いては鳥取県脱炭素社会推進課の羽田直樹さんから「持ち家、自家用車所有率が高い鳥取県の二酸化炭素排出量は、家庭ベースでは全国平均の約1.5倍です。自転車を利用し楽しく環境にやさしく健康的な生活をおくりましょう」と環境面での自転車を利用する効果の話がありました。
 このサイクリングロードは旧倉吉線の廃線跡を活用したものでなだらかに続き、春には桜並木の満開の花のなかを走ることができます。参加者は景色を楽しみながらゆっくり走りました。「自転車は便利な乗り物、近くのスーパーでもクルマで行く生活を見直さなければ」「久しぶりだが難なく乗れた、体に乗り方がしみ込んでいる。やっぱり自転車は身近な乗り物だ」等、自転車のある生活を見直す声が聞かれました。

北村隆雄さん

参加者の皆さん

サイクリングに出発

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