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楽しみました 桂文吾劇団「笑劇座」公演   笑劇座、上田美風さん

2021年11月03日

 コロナの影響で1年半以上施設慰問等の機会がないなか、11月3日米子コンベンションセンター小ホールで「笑劇座」の公演がありました。
 笑劇座は、平成27(2015)年に桂文吾さんが立ち上げた一座で福祉施設などで公演してきましたが、コロナのために機会がなく、このたび初めての自主公演を開催しました。
 講演は二部構成、時代劇「番場の忠太郎「瞼の倅」」と座員の皆さんと友情出演の方々によるバラエティーショーです。
 「番場の忠太郎「瞼の倅」」は桂文吾さんの作・演出です。文吾さんは一時期芝居を生業としていた時期があり、本格的な芝居に仕上がっています。
 幼くして別れた忠太郎を探して母と妹が訪れます。決していい息子ではない忠太郎(桂文吾さん)は「母は幼い頃に亡くなった」と言いはり、母お千代(星乃さくらさん)は「それならDNA鑑定してもらおう」と言い出します。母を追い返した後は忠太郎の踊りとナレーションで切ない気持ちを表現していきます。会場は笑いと涙で感動の場面でした。
 二部のショーでは、踊りや唄、詩吟、舞踏等が繰り広げられました。このなかで、和楽器奏者の上田美風さんは尺八と三味線を披露、じょんがら三味線では各流派の弾き方の違いを説明しながら、おもしろおかしく一流の演奏を披露されました。
 観覧した皆さんからは「久しぶりの公演、皆さんお元気で安心しました」「楽しみました、誘い合って来てよかったです」など、満足した表情で話されていました。笑いあり、涙あり、投げ銭ありの楽しい2時間でした。
 文吾さんは座長あいさつで「仲間を募集しています。世界の笑劇座を目指します」と気勢を上げていました。
 笑劇座の皆さん 桂文吾、星乃さくら、月乃百合、宙なでしこ、千寿、花乃まり、榊龍二、風乃あやめ、夢川研二朗
 友情出演の皆さん ひまわり踊りの会、岳風会、上田美風

忠太郎と母お千代「DNA鑑定」の場面

舞踏を披露する桂文吾さん

津軽あいや節を披露する上田美風さん

笑劇座の皆さん

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