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5月の田植え、今日は稲刈り   NPO里山地域研究会

2021年10月09日

 10月9日、三朝町小河内の田んぼで、「みささ青空体験塾」稲刈り体験とどんぐり遊びがありました。主催はNPO里山地域研究会(田栗泰典理事長)、体験塾塾長は吉田定夫さんです。
 今日刈る稲は5月22日にみんなで田植えしたもので、体験塾の皆さんが丹精込めて育てたものです。イノシシ被害が少々ありましたが、豊作です。
 吉田塾長のあいさつで始まった稲刈り、みんなに真新しい鎌が一丁ずつ渡されスタートです。おかあさんは「子どもが稲刈りするのは初めてです。私自身鎌を持ったこともないし、子どもの頃おばあさんの田んぼで『はで(刈った稲を束にし、木と竹竿で作った干すため仕掛け)に掛けるのを手伝ったくらい』と言われていました。体験塾の皆さん以外はほぼ初体験です。
 ところが子どもたちは上手に稲を刈っていきます。鎌の切れ味がいいことと大人のように一度にたくさん刈るのではなく、少量ずつ刈っていくのがこつのようでした。自分で植えた稲ですから気持ちの入れようも当然違うでしょう、みんな楽しそうな表情をしていました。慣れてくると自然と役割分担ができ、刈る人、刈った稲を運ぶ人に分かれるのも、自分の得手不得手を理解してのことで興味深いものでした。
 このあとは、どんぐりのコマづくりです。当初、芋ほりを予定していましたがイノシシ被害のため断念、コマづくりに必要な大きなどんぐりを探すのは一苦労だったようです。
 どんぐりの帽子を外して、押しピンで芯となる爪楊枝をさすための穴をあけ、爪楊枝を適度な長さに切り、差し込めば完成です。上手く回ると大歓声、そのあとはみんなで競争です。
 そして昼食、2週間ほど前に刈り取り乾燥させた新米と豚汁を田んぼに敷いたシートの上で食べました。お代りをする子どもたちもたくさんいました。最高のひとときを過ごしました。

稲刈りの様子

稲刈りする人、運ぶ人、一生懸命です

新米と豚汁 ごちそうさまでした

楽しい一日でした

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