とっとりいきいきシニアバンク「生涯現役」
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超高齢化社会を生き抜く術は?   山崎郁雄さん

2016年11月18日

 岩美町の網代公民館でシニアバンク登録の84歳の医師・山崎郁雄さんの「生き生き健康講演会」がありました。テーマは超高齢社会を生きる。山崎先生は①精神的な自立②年や身体とケンカをしない③今を精一杯楽しむ④生きてきたあかしを残す-この4つが、その秘訣と説きました。
 講演会は網代地区の後期高齢者のみなさんでつくるカニカニサロンと公民館が開いたもので、約30人が参加。およそ1時間、元気に老後を過ごす知恵を学びました。
 山崎先生は大学の教壇を去った後も今日まで30年近く、各地の病院や介護施設でお年寄りと接する日々を過ごし、その体験をもとに講演しました。
 「機械でも20年使えば、ガタがくる。人間の身体は70年も80年も使えるから大したもの。ガタがくるのは当たり前」「お産のときのように、寝床で腹式呼吸をすれば、肩こりもストレスもなくなる」「いたずらに百歳まで生きていても価値はない。そのうちの1日でも充実して生きること」「寝たきりでも詩集を出した人がいて、家族の思い出として残っている。人は思い出されている限り死なない」「ラブレターを書くと脳が働き、心がウキウキする。孫への手紙もいい」などど生きる術を伝えました。

 ※写真上:山崎郁雄さん
  写真下:生き生き健康講演会の参加者

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