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秋晴れの燕趙園に打吹太鼓が響き渡る  倉吉打吹太鼓奏者の会

2021年9月20日

 湯梨浜町の中国庭園燕趙園で9月18日から20日まで中秋節のイベントが開催されました。二胡の演奏会、しゃんしゃん傘踊り(桜道里)、中国雑技団等のほか、20日には倉吉打吹太鼓の演奏が披露されました。
 倉吉打吹太鼓は、倉吉の特色を活かした新しい郷土芸能の制作を目指して平成元年に結成。倉吉打吹まつりでは、毎年太鼓の演奏で会場を盛り上げ、地域に根付いた伝統芸能の活動を行っています。演ずるのは倉吉打吹太鼓奏者の会のみなさんです。
 演目はオリジナル曲風打吹流(ふうだすいりゅう)第一章、二章、そして天舞華童の3曲です。長胴太鼓、桶胴太鼓、平太鼓、篠笛などを8人で演じます。演者には女性や高校生もいます。
 天湖に架かる魚背橋上での演奏を湖をはさんで華夏堂前から観覧するかたちで多くの人たちが和太鼓の力強い演奏を楽しみました。来園者のなかには「コロナは落ち着いているし秋晴れで気持ちいいので燕趙園にきた。園の雰囲気と太鼓の演奏がぴったり。すっごく得した気分です」と語っている方もいました。
 「風打吹流」は倉吉のシンボル打吹山に伝わる天女伝説を題材に林英哲、竹井誠両氏による作曲された4部構成の組曲で、毎年の倉吉打吹まつりや地区のまつりなどで演奏活動をされていますが、コロナの影響で機会はなく、練習もままならないのが現状です。「太鼓は大きく置き場の確保もたいへんです。音も大きく練習会場の確保も市内の幼稚園の協力でなりたっています。地域のみなさんのおかげです」と奏者の会の演者は語っていました。

魚背橋上で演奏する奏者の会のみなさん

華夏堂前で聞き入る聴衆(七星橋上で撮影)

演奏する奏者の会のみなさん(華夏堂前で撮影)

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