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2021年9月15日
倉吉市小鴨コミュニティセンターで、9月15日小鴨シニアクラブ協議会、男のカフェの皆さんがおがもカフェを開催しました。毎月第3水曜日に開催しており、本日の催しはピアノコンサートです。
倉吉市内でピアノ教室を、県内で演奏活動をしている牧原瞳さんが7曲を披露しました。教室の生徒さんで87歳の女性は、コナン空港のストリートピアノを演奏することを目標に練習に励んでいます。このピアノは、鳥取ロータリークラブ創立70周年記念事業として寄贈されたもので、鳥取空港国際線1Fロビーに設置されています。
コンサートでは、小鴨シニアクラブのオリジナル曲「届きそうなの小さなハガキ」を弾き語りで演奏されました。
「ハガキ出し運動」は小鴨シニアクラブ協議会北村隆雄会長が発案されたものです。コロナ禍で外出がためらわれ、人が集まることや体を動かすこともままならないなかで、せめてポストまで歩くことが手ごろな運動になる。そして文章を考えるのは脳の働きにもいいし、受け取った人は喜ぶというのがそもそもの発想でした。協議会としての行事はやりにくく、ハガキを出すぐらいなら、1枚でもいいからと「ハガキ1枚運動」としてスタートしたのが昨年の4月です。
その後、賛同者が増え一人で10枚、20枚と出す人もあり、趣味の絵や写真を添えたハガキを作る人も増えてきました。5月には「ハガキ出し運動」と改称し倉吉市の内外に広がっていきました。
6月に県立図書館で関連の企画展が開催され、秋にはNHKの「所さん!大変ですよ」で取り上げられたり、今年には「NHK俳句」のテキストで紹介され、はがき俳句を書いて送りあう新たな全国展開も動き始めています。7月には「コロナに負けない新時代『ハガキ出し運動』爆走中」(今井出版)を出版しました。まさに爆走中です。
「届きそうなの小さなハガキ」はこの本に載っています(p50~55)。作詞は北村会長、作曲は元音楽教師の佐々木道也さん、だれもが口ずさめるようゆっくりしたテンポで明るい曲に仕上がっています。コロナのため制約の多いなかでも、なんとか楽しんでいこうという心意気に後押しされるようです。