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県立美術館と大御堂廃寺跡の活用    とっとり県美応援団

2021年7月18日

 とっとり県美応援団(佐伯健二団長)は7月18日、倉吉市上灘コミュニティセンターで県立美術館予定地に隣接する国指定史跡の大御堂廃寺跡の整備についての講演会を開催しました。
 大御堂廃寺跡は、飛鳥時代の7世紀中頃の創建とされる山陰地方最古級の大伽藍(寺院または寺院の主要建物群)で、大和飛鳥の大寺院のように整然としたものでした。山陰唯一の蓮華文鬼瓦のほか正倉院宝物にも類する銅製の匙(さじ)や朝鮮半島新羅の銅で作られた獣頭の飾りなど優れた仏具も出土しています。
 この日の講演会では、倉吉市教育委員会文化財課の山増諭美子さんが、「感じる!伝える!山陰が誇る大伽藍と仏教文化」と題して令和3年3月に策定した整備基本計画について講演しました。
 現状の廃寺跡は、車の侵入を防ぐ築堤やアスファルト舗装など史跡とは関係のないものがあり、今後はこれらを撤去し当時の寺院景観をイメージすることができる遺構表示や解説などを整備することで大御堂廃寺跡の歴史を体感し、またイベント等を通して多くの人々が集い、学び、憩う場所とすることを検討しています。築地塀の版築体験や燈心礎及び四天柱礎移動体験などが案として挙がっており、幅広い層に本史跡への関心を持ってもらえるような公開・活用を実施する予定です。
 県立美術館予定地は元倉吉市営ラグビー場ですが、隣接して大御堂廃寺跡、倉吉未来中心があります。整備基本方針には基本理念として「県立美術館と活用の相乗効果が発揮され、一体化した共有空間の場」と述べられています。
 佐伯団長は、「大御堂廃寺跡に隣接する県立美術館として何ができるのか考えていきたい」と今後の意気込みを語りました。

倉吉市文化財課長の藤井さんと講演した山増さん

会場の様子

応援団環境チーム中江リーダーから講演のお礼

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