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コロナ感染対策万全、今年も椿を愛でる    鳥取椿の会

2021年4月03日

 鳥取市の文化センターで4月3日と4日の2日間、鳥取椿の会(竹内功会長)の椿展があり、盆栽愛好者や市民でにぎわいました。
 今年で67回目の椿展です。鳥取椿の会は昭和25年に発足しました。毎年初春には椿展を開き、椿の普及と栽培・改良技術の向上に努めてきました。椿は「倉吉市の木」、「松江市の花」になるくらい、春を待つ山陰の人には親しまれ、椿を縁に都市間交流を盛んにしてきたといいます。
 鳥取椿の会によると、椿は北海道を除いて全国で栽培され、その品種は200種類を超え、毎年、新品種が誕生しているそうです。鳥取にも「面影」や「千代の春」などの品種があります。
 今年の椿展には切り花や鉢物など200点が並びました。今年は春先の温度が高く、花が早く散ってしまったため展示をするのに苦労したそうです。また、会場に持参することが難しい大きいものは写真等での展示となりました。展示作品は花色、花形(一重咲き、八重咲きなど)、花の大きさなどさまざまで、会員の皆様の椿にかける愛情が感じられ、来場された方々も椿の多様さに驚かれていました。鳥取椿の会の会員が多くの質問に丁寧に受け答えをしている姿が印象的でした。
 新型コロナウイルスによるクラスターが発生し、新型コロナ感染増大警戒情報発令中の開催となったため、開催日には徹底した感染対策をされていました。可能な対策をすべて施され並々ならぬご苦労があったものと推測されます。
 鳥取椿の会竹内功会長、亀田純子さんをはじめ会員と来場者の方々とのなごやかな会話は、67回目を迎えた展示会の歴史と鳥取市民の楽しみとして定着している在り様を感じさせるものでした。この日は苗木即売もありました。通常の販売価格よりお得に手に入れられるとあって、大人気でした。

竹内功会長と会員の方々

展示された椿に見入る来場者

展示された椿

会場の様子

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