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風流を楽しむ煎茶道教室     煎茶道黄檗売茶流鳥取支部

2021年2月27日

 鳥取藩主の菩提寺・興禅寺(鳥取市栗谷町)で、日本の文化とマナーを学ぶ煎茶道教室が開かれています。煎茶道黄檗売茶流鳥取支部(足立利喜雄会長)が開いているもので、2月27日の「こども煎茶道教室」を訪ねました。
 日本茶は1,200年前、平安時代の初めに遣唐使や留学僧が中国から薬として持ち込んだのが始まりと伝えられています。臨済宗の開祖・栄西が 「喫茶養生記」でお茶の効能を紹介し、広まりました。このころのお茶は抹茶に近く、茶せんで泡立てて飲んでいたといいます。やがて千利休が茶道を確立していきます。
 お茶が庶民の口に入るようになったのは江戸時代。京都・宇治で煎茶や玉露が開発されて日本茶の主流になりました。宇治にある黄檗宗大本山・萬福寺の高遊外売茶翁(こうゆうがいばいさおう)が煎茶文化を普及したといいます。茶の湯が侘(わ)びを重んじたのに対し、煎茶道は自由な作法で風流を楽しみました。煎茶道の流派は全国に40ほどあるそうです。
 黄檗売茶流鳥取支部(三田洋子支部長)は11月~8月の10カ月間、黄檗宗・興禅寺で大人と子どもの「日本文化とこころを学ぶ煎茶道教室」を開いています。それぞれ毎月の開催で、19年目になりました。教室では、茶道だけでなく端午の節句や七夕、豆まきなど日本や鳥取の四季折々の文化についても学んでいます。
 この日は6組15人の親子が、お点前の作法を習った後、折り紙と紙皿で流しびなを作りました。子どもと一緒に参加しているお母さんは「1年近く教室に通っていますが、子どもも私も姿勢がよくなったし、ものを大切にするようになりました。感謝です」と喜んでいました。
 三田支部長は「季節ごとに変わる庭園をながめながら、おいしいお茶を口にすると心が和みます。この教室で自分自身を見つめ直し、日本人の誇りや感謝を学んでほしい。ここで学んだ子らが、いつかは地元へ帰って、煎茶道を広めてくれたら」と期待していました。

指導する三田さん(左)

煎茶とお菓子をいただく参加者

子どもが煎じたお茶を親がいただきます

流しびなをつくるこどもたち

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