とっとりいきいきシニアバンク「生涯現役」
0857-59-6336
お問合せ お気に入り

HOME活動紹介

人前で上がらずしゃべる   桂小文吾さん

2021年2月20日

 米子市の児童文化センターで2月20日、クラブの合同発表会があり、米子市少年少女合唱団など4つのクラブが活動の成果を発表し、大勢の家族でにぎわいました。
 児童文化センターには「たのしい箏クラブ」「リコーダークラブ」「仲よしお茶クラブ」など12クラブあり、市内の小・中学生が土曜・日曜日に活動しています。令和2年度は294人が学びました。コロナ禍で活動休止が続いたものの、元気に発表会を開きました。
 シニアバンク登録の落語家・桂小文吾さんが指導する「落語クラブ」(8人所属)も参加しました。平成8年に発足したクラブで、25年続いています。「記憶力や表現力を養い、人前で上がらずしゃべれるようになろう」というのが目標です。入門すると〝わらべ家〟を名乗ります。
 この日は7人が発表しました。小学生は1~2分の小話、中学生は小文吾さんがアレンジした古典落語です。
 スタートはわらべ家・裕吾君の「後の強盗」。立て続けに強盗に入られた家人が後の強盗に「戸締り用心」を説教される小話です。たちまち笑いを誘う滑り出しとなり、中学生の京吾君とだい吾君が中座とおおとりを押え、最後まで笑いの絶えない楽しい発表会になりました。わらべ家一門の見事な話芸に、小文吾師匠は「コロナのなか、みんなよくやってくれました。格別の出来栄えです」と大喜びでした。
 小文吾さんによると、落語は行儀作法の訓練になるほか、古典落語を通じて日本古来の道具や暮らしぶりの勉強にもなり、「やって損はありまへん」。
 わらべ家一門の次回公演予定は、3月27日の迎接院(こうしょういん、米子市夜見町)だそうです。

「火焔太鼓」を熱演する、わらべ家だい吾君

「道具屋」を語る、わらべ家京吾君

わらべ家一門(中央が桂小文吾さん)

一覧に戻る